過去の講義
R2年度地域環境科学特論B
授業のテーマ
主に有害化学物質の環境レベルの現状把握と環境モニタリング手法の概要を習得する。
授業の到達目標
地域環境科学特論Bは、有害化学物質の環境レベル(海洋、河川、大気、ヒトなど)の現状把握と環境モニタリング手法の概要を習得することを目標とする。また、河川から流出する汚染物質による海洋汚染、沿岸域における人間活動と生態系の関係や大気汚染の状況に関する理解と調査法の概要を習得する。
授業の概要と計画
我々の身の回りの生活用品に含まれる様々な有害性のある化学物質に焦点をあてながら、地域や地球規模での環境汚染の現状と問題点について概要を説明する。また、地方公共団体の研究機関で地域環境に関する調査研究の実務を行ってきた水環境分野と大気環境分野の研究者より様々な環境モニタリングデータに関する話および地域環境を調べる手法について学ぶ。
受講者の希望にもよるが、水質や底質などを用いて環境モニタリングを実施するための簡単な実験を行う予定である。また、学生自身がインターネットなどを活用して情報収集し、データ整理をする能力を養う。最終的には、学生が「化学物質による環境汚染」について関心を持った内容、自身が行っている研究などについて10~20分程度で簡単に報告する。
実験の様子
講義の資料
講義の資料は以下のとおりです。クリックすると講義の資料のPDFファイルが表示されます(一部非公開の部分があります。)